股関節が痛いと思ったら実は違う場所だった?武蔵小杉で多い「見立て違い」に気づくポイント
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多摩川沿いをジョギングしたり、武蔵小杉のジムに通ったり、お子さんの送り迎えで駅まで歩いたり——普段の生活の中で「なんだか股関節のあたりが痛いな」と感じたことはありませんか。
こういうとき、多くの方がまず整形外科を受診されます。それ自体はとても正しい判断です。ただ、当院にいらっしゃる患者さんのお話を伺っていると、ひとつ気になるパターンがあります。「股関節が痛い」と伝えると、股関節そのもののレントゲンだけを撮って、「骨に異常はないですね」「原因不明ですね」で診察が終わってしまうケースが、実は少なくないのです。
結論からお伝えすると
結論からお伝えすると、「股関節が痛い」と感じている場所の多くは、実は股関節の関節そのものではなく、その周辺の筋肉や腱であるケースが少なくありません。レントゲンで骨に異常がなくても痛みが残っているなら、痛みの発生源をもう一段階、丁寧に見極める必要があります。
「股関節」とひとことで片づけない
ここで大切なのは、「股関節が痛い」という言葉の中に、実はいろいろな場所が混ざり込んでいるということです。
当院で実際に「痛いところを指で指してみてください」とお願いすると、面白いことが起こります。ご本人が「股関節」と表現していた場所が、股関節の関節そのものではなく、
- お尻の下のあたり(座ったときに骨が当たる部分の少し内側)
- 太もも付け根の前面や外側の筋肉
- お尻の奥の深い筋肉
といった、股関節に隣接する別の場所だった、ということが本当によくあるのです。
これは患者さんの表現が曖昧だから起きているのではありません。股関節まわりは筋肉や腱、関節包が密集していて、痛みの感覚自体が「股関節っぽい場所」として脳に伝わりやすい構造になっています。専門家であっても、丁寧に触診・問診をしなければ、正確な発生源を見分けるのは簡単ではないのです。
レントゲンは骨の異常(骨折や変形性股関節症など)を見つけるための検査です。骨に異常がなければ「異常なし」という結果になりますが、それは「痛みの原因がない」という意味ではありません。筋肉や腱、神経の使いすぎ、姿勢のクセによる負担の偏りなど、レントゲンには映らない原因は数多くあります。「異常なし」で終わってしまうと、本当の原因を探すところまでたどり着けないまま、痛みだけが残ってしまうのです。
セルフチェック
次の項目に当てはまるものがあれば、股関節そのものではなく周辺の筋肉や腱に負担が集中しているサインかもしれません。
- 痛む場所を指で指すと、股関節よりもお尻や太もも付け根に近い
- 座っているときより、歩き出しや立ち上がりで痛みが強い
- 片足立ちや足を上げる動作で違和感が出る
- レントゲンでは「異常なし」と言われたが、痛みは変わらず残っている
- デスクワークや長時間の座り姿勢のあとに違和感が強くなる
やってしまいがちな、逆効果なセルフケア
「異常なし」と言われると、多くの方が自己判断でストレッチやマッサージを始めます。もちろん軽い張り程度であれば有効なこともありますが、痛みの発生源を特定しないまま、痛む場所をやみくもに強く揉んだり伸ばしたりするのは逆効果になることがあります。炎症を起こしている組織を刺激してしまい、かえって痛みが長引くケースも見られます。
また、「原因不明」と言われたことで痛みへの不安から、股関節を動かすこと自体を極端に避けてしまう方もいらっしゃいます。動かさない期間が長くなると、股関節まわりの筋肉が硬くなり、可動域がさらに狭くなって、痛みが取れにくい状態になってしまうこともあるため注意が必要です。
自宅でできるセルフケア
痛みが強くない範囲で、次の2つを試してみてください。
1つ目は、仰向けに寝て片膝を胸に軽く引き寄せ、お尻の奥をゆっくり伸ばすストレッチです。痛みが出ない範囲で20〜30秒キープし、左右行います。
2つ目は、椅子に座ったまま片方の足首をもう片方の膝の上に乗せ、上体を軽く前に倒すストレッチです。お尻の外側から太もも付け根にかけての筋肉がゆるみやすくなります。どちらも「痛気持ちいい」程度にとどめ、鋭い痛みが出る場合はすぐに中止してください。
M.A.K.でのアプローチ:場所とタイミングを見極める
当院ではまず、「どこが痛いか」を指で正確に示していただくところから始めます。同じ「股関節が痛い」という訴えでも、
- 座っているときに痛むのか、歩き出したときに痛むのか
- 階段の上りで痛むのか、下りで痛むのか
- 片足立ちや足を上げる動作で痛みが出るのか
といった、動きの中でのタイミングによって、負担がかかっている組織はまったく違ってきます。
そのうえで、股関節そのものの関節可動域だけでなく、股関節を支える骨盤まわりの筋肉のバランス、反り腰や骨盤の傾きといった姿勢のクセ、さらには歩き方やランニングフォームまで含めて確認します。武蔵新城・武蔵小杉エリアには子育て中の女性やランナー、ゴルフをされる方も多く、産後の骨盤の変化やスポーツでの繰り返し動作が、股関節まわりの負担につながっているケースも少なくありません。
「股関節」という大きな括りではなく、実際に負担がかかっている場所をひとつずつ丁寧に見極めていく。それが、根本的な改善への一番の近道だと考えています。
思い当たる方は、まずはご相談ください
「整形外科で異常なしと言われたけれど、まだ痛みが残っている」「どこが悪いのかはっきりしないまま様子を見ている」——そんな方は、一度当院で触診・問診を受けてみませんか。
お電話でのご予約はもちろん、公式サイトからのWEB予約も24時間受け付けております。お一人おひとりの痛みの場所と動きのクセに向き合いながら、原因をしっかり見極めていきますので、まずはお気軽にお問い合わせください。